SR400のエンジンがかからないときにチェックできる簡単なポイントとは

以前(私がまだ中学生の時だから20年以上前)に、若いカップルがSR400のエンジンをなかなか始動できないで、汗だくでキックペダルを蹴りまくっているのを見かけたことがあります。

汗だくで蹴り続ける彼氏と、つまらなさそうに日陰で待っている彼女。真夏の炎天下ではお互いに地獄ですね。

普通は4〜5回くらいキックペダルを蹴ってみてエンジンがかからない時は、おそらく何かしらのエラーがあるから始動しないんだろうと点検するはずです。

どのようなポイントが考えられるでしょう。

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メインスイッチがONになっているか

コレは盲点です。普通はあまりないことなのですが、ほんの少しの用事だからとキーを挿しっぱなしでバイクから離れた場合などは、戻ってきたらメインスイッチにカギが挿入されている状態なのをONになっていると勘違いするわけです。

ここまで書いて思いましたが・・・たぶんこんな状態になるのは私だけですね。でも一応は気をつけましょう。

エンジンストップスイッチは「RUN」になっているか

バイクのエンジンをストップさせる時に、メインスイッチの方をOFFにするという人は多いと思います。自動車はこの方法でエンジンを切りますからね。

ただバイクの場合は緊急停止用にこのエンジンストップスイッチがあります。

いざという時のためにこちらを使うクセをつけておいた方がいいと教習所の教官に言われたことがあり、基本的にはその言葉通りにエンジンストップスイッチを使うようにしています。

私の場合、何度キックペダルを蹴ってもエンジンがかからない時というのはこのエンジンストップスイッチがOFFになっている時が多いです。

本来ならば、メインスイッチにカギを差し込んでONにすることと、エンジンストップスイッチをRUNにすることは、最初に確認してからエンジンをかけるクセをつけておきたいですね。

フューエル(燃料)コックはONになっているか

普通はフューエルコックをOFFにすることはあまりないのですが、イタズラされることは考えられます。

エンジンストップスイッチも同じですが、世の中には心無い人も存在します。私もエンジンストップスイッチをOFFにするというイタズラは結構やられたりします。

友人がジョークのつもりでやることもありますが、もしかしたら困っている私の姿を想像しながらニヤニヤしている変な人がいるのかもしれません。

そいつの思い通りにならないためにも、念のためチェックしておくことをお勧めします。

正確にはエンジンがかからないというよりも、かかってからすぐに停止し、そこからかからなくなるというふうになるんだろうと思います。

まぁ、私のSR400にはOFFはないんですけどね。

ギヤがニュートラルになっているか

SR400にはイグニッションサーキットカットオフシステムという長ったらしい名前のシステムがあります。

要するに、発進する時のサイドスタンドの上げ忘れ防止のために、サイドスタンドを下げたままギアを入れるとエンジンが停止するというものです。年式によっては搭載されていないものもあるようです。

私の場合は、エンジン始動時にクラッチレバーを握ることはありませんが、たとえギアが入っていてもクラッチレバーを握ってサイドスタンドを上げておけばエンジンはかかります。

最も気をつけておきたいのは、エンジン始動の時にクラッチレバーを握るクセがある人です。ギアがニュートラル以外の時にはサイドスタンドを上げておかないとエンジンが始動できません。

ただ、ヤマハもエンジン始動時はギアはニュートラルにしておくことを推奨していますので、そのようにするクセをつけておくのが一番良さそうですね。

アクセルは完全に閉じているか

今までにいろんなライダーを見てきましたが、セル付きのバイクに乗っている人によく見られるのが、エンジンがかかった直後にアクセルを開けるクセがある人がいます。

これをSR400に当てはめると、キックした直後にアクセルを大きく開けるということになります。

エンジンがかかった直後はアイドリングが弱々しいので、勢いよく空ぶかしすることでアイドリングを安定させたいという思いが、こういった行動になっているのだと思うのですが、これはよくありません。

基本的にどんなバイクでも、エンジンを始動するときはアクセルは完全に閉じておくのが正解です。

特にアイドリングが安定しない始動直後にアクセル全開にしたら止まってしまいますよ。

参考:SR400の「エンジンが温まる前にアクセルを回すとエンストする問題」は故障じゃないよ | SR Fan.jp

適切な手順を行っていれば、アクセル全開にしなくてもエンジンはかかりますし、アイドリングも安定します。

なのでライダーのこのクセが原因でエンジンがかからないということも考えられますね。

チョークレバーは適切に使えているか

フューエルコックの奥にチョークレバーというものが存在します。

一時的に燃料を多めに送り込むことで、エンジンの始動性を高める目的があります。

特に寒い季節などはチョークレバーが必要です。エンジンがかかった後も、アイドリングが安定するまではそのままにしておかないと、すぐに戻したらエンジンは停止します。

このチョークレバーは2段階で引き出せるようになっており、冬は2段階、夏は1段階だけ引っ張り出してキックするというふうに使っている人もいましたが、使い道は特に決まっていません。

私の場合は、夏の暑い時期はチョークレバーを使わずにエンジンを始動し、徐々に寒くなってきてキック一発でエンジンが始動しなくなった時にチョークを全開(2段階)まで引っ張り出してキックするという方法をとっています。

私がお世話になっているバイクショップの店長さんは、「一発で始動しなければチョークを引くくらいでちょうどいい」とのこと。

最近の排ガス規制の影響で、ガソリンを薄めに設定しているバイクが多いので、始動時だけ濃いめのガソリンでエンジンをかけてあげたほうがエンジンにもライダーにも優しい、とのこでした。

ただ、エンジンが温まっているときや真夏の暑い時などは、逆にチョークを引っ張るとガソリンが濃すぎて始動しないということもありますので、注意が必要ですね。

ガス欠になっていないか

これはすごいタイミングですが、駐車場に着いてエンジンを停止したタイミングと、ガソリンがなくなったタイミングが重なってしまったということも考えられます。

そんなことほとんどあり得ないと思われがちですが、私は過去に2回ほど経験したことがあります。

なので絶対にないとは言い切れないでしょう。

ガソリンは常に余裕を持って補給しておきましょう。高速道路を激走中にガス欠になったことのある私が言うのですから間違いありませんよ(笑)。

もし何度もミスしてしまったら

SR400の取扱説明書にも書かれていますが、何度もミスした場合は以下の手順を試してみましょう。

  1. メインスイッチをオフにする
  2. デコンプレバーを握ったままアクセルを全開にして、4〜5回キックする
  3. デコンプレバーを戻し、メインスイッチをオンにして、アクセルを完全に閉じた状態でキックする

私はこれを試したことはありませんが、友人のバイク乗り(2ストエンジンやモトクロスやってる人)は、この方法で解決することもあるとのこと。

以下は知識がないとちょっと難しい内容なので、わからなければ読み飛ばしてください。

その友人が言うには、何度もキックしてエンジンがかからないと、シリンダーの中がガソリンでベットリと濡れているので、乾かす必要があるのだそうです。

アクセル全開でキックすると、キャブレターからガソリンを吸い出すだけの負圧がかからないので空気だけが通過することになり、シリンダー内が乾くのだとか。

んで、完全に乾いてから通常の手順でエンジンを始動すると無事にエンジンが始動するということです。

ちなみにその友人も、モトクロスで転倒した後や、2ストロークエンジンのバイクでなかなかエンジンがかからない時は、アクセル全開で何回かキックしてからエンジンをかけるのだそうです。

これらをチェックしてもエンジンがかからない時はバイク屋さんへGO

上記のチェックポイントは、その場で簡単にチェックできるポイントとしてご紹介しました。他にもチェックポイントがあるのかもしれませんが、私に考えられるのはこのあたりですね。

もしこれらのポイントをチェックしてみてもエンジンがかからない場合は、深刻なトラブルが隠れているかもしれませんので、専門家に相談するのが良いでしょう。

私のような素人が下手に手を出しても、エンジンがかかるどころか致命傷を与えてしまうようなトラブルを作り出してしまうかもしれませんからね。

逆に上記のようなポイントをチェックすることで簡単にエンジンが始動できることもありますので、ぜひ覚えておいてほしいと思います。

追記:基本的なキック始動の方法やちょっとしたコツについてまとめました↓

SR400のキック始動の方法って、知らない人はなかなかできないと思うので解説します | SR Fan.jp

Posted by 愛媛ブロガー Atsushi(@Atsushi_k0

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