加水分解によってベタつくヘルメットを無水エタノールで磨いたら元どおりになったよ

実は、SR400 の前に乗っていた CB1300SB を購入した時に一緒に購入した高級ヘルメットがあります。

でも、今のSR400には雰囲気があまり似合わないと思ってしばらく放置していたら、ヘルメットの表面がなんだかベトベトしているのです。

これは、加水分解 という現象で、ヘルメットに限らずスニーカーとか自転車の握る部分とか、いろんなもので起こり得る現象です。

これを改善するのにはいろんな手段があるのですが、今回は無水エタノールでひたすら拭くという方法を試してみました。

結果的にはベタつきは完全に取り除かれて、普通に快適に使えるようになりました。

なのでみなさんにもオススメしたく、ここに方法をご紹介します。

湿度が高くて風の流れが起きない場所に置いておくと加水分解が起こりやすい

そういえば、このヘルメットは押し入れの中にずっと入れっぱなしでした。

さすがに頻繁に使うものは手に取りやすい場所に置いてますが、使わないものって押入れの奥深くにしまい込んだりしませんか?

日本はただでさえ湿気が多い気候なのに、押し入れの扉を閉じたままで置いておくと、加水分解が起きてベトベトしちゃいます。

特に私が購入したヘルメットはつや消しタイプで、表面がコーティングされているものではないので余計になりやすかったのかな?

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私が使用しているものとは少し違いますが、雰囲気的にはこんな感じのものです↑

写真ではあまりわからないかもしれませんが、非常にベトベトしています。

加水分解を解消するにはエタノールで拭くのが一番よさそうな方法

インターネット上では、この加水分解に対して様々な解決策が書かれていますが、一番信頼性が高くてすぐに試せそうだったのが、アルコール(無水エタノール)で拭くというもの。

私は、たまたま家にあったこれを使用しましたが、ドラッグストアなどで買える、なるべくアルコール濃度の高いものが良いそうです。

無水エタノールP 500ml(掃除)

これを、お化粧などで使用するコットンにつけて磨きます。

まぁ、雑巾でもなんでもいいのですが、その雑巾は使用後は捨てることになると思いますので、捨ててもいいもので磨きます。

ちょっと磨いただけでもこれくらいは黒くなりました。

これをひたすら繰り返します。

で、これが磨いた後の写真ですが、見た目にはほとんど違いがわかりませんね。

でも、触ってみるとベタベタがめちゃくちゃ減りました。これを、サラサラになるまで繰り返すと元どおり快適に使用できるようになります。

手荒れに注意して手袋など適切に使用しよう

無水エタノールは、濃度が高いほど楽にベタつきを取り除く事ができますが、手が荒れやすいのでしっかりと手袋など使用して身を守りましょう。

バイクやその関連アイテムって、ゴムや樹脂を使用しているものが多いので、もし気になるところがあれば磨いてみて欲しいと思います。

また、無水エタノールなどは掃除大好きな芸能人などが裏技で紹介しているように、年末の大掃除などで活躍できるものなので、家に1つくらいはあっても損することはありません。

常備しておくと色々と役に立つかもしれませんね。

Posted by 愛媛ブロガー Atsushi(@Atsushi_k0

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