今までに乗り継いできたバイクでもそうですし今回のSR400もそうですが、愛媛県在住の私がバイクを購入して最初に走る時はだいたいこの「四国カルスト」へ訪れます。日帰りで走りに行くにはちょうどいい距離だということと、広い道や狭いみち、まっすぐな道や曲がりくねった道などバリエーションが豊富なこと、晴れた日の景色がすごくいいことなどがその理由です。
購入したてのバイクはそのクセや扱い加減がわからないので、排気量の大小や車種、ジャンルを問わず緊張します。それに慣れるためにもこういった日帰りツーリングはうってつけなのです。
日本最高峰の四国カルスト
山口県の「秋吉台」や福岡県の「平尾台」もカルスト台地で、日本三大カルストとか言われています。遠い昔に地理の時間に習いましたね。そのなかでも四国カルストは標高が一番高いそうで、真夏でもひんやりとして気持ち良いです。
ここだけ県の名前ではなく「四国」カルストなのは、愛媛県と高知県の県境にあるからでしょう。これも他のカルスト台地とは違って珍しいポイントです。
こんな感じに県境があります。初めて訪れた時には県境を行ったり来たりして、愛媛県と高知県を一瞬で移動している感じがとても面白かったのを思い出します。
自然が豊かで癒される要素が満載
このように牛やヤギが放牧されています。非常に自然が豊かなところです。特別なアトラクションがあるわけでもなく、あるのはカルスト台地の石灰岩と牛などの動物、風力発電用の風車、ちょっとした食事処があるだけですが、ただそこにいるだけで癒される不思議な魅力があります。
こんな景色は普通に生活していたら出会うことができません。それだけでも来る価値がある場所です。こんなに身近に「非日常」を味わえる場所があるなんて、四国はとてもいいところですねwww
広大な大自然のなかでもSR400はよく似合います。近未来的なバイクだとちょっと浮いちゃうかも、、、。
大自然が眼下に広がります。訪れた時は秋でしたが、まだ紅葉はしていませんでしたが、雲ひとつない晴天で心も晴れ晴れしますね。
県境の上に建物が建っています。建物だからやはり住所があると思うのですが、こういう場合はどちらの住所になるんでしょうね。
青い空にもSR400は映えますね。心なしかバイクも神々しいですね。実際には気温はかなり低かったのですが、陽射しがあるから快適でした。
カルストと牛とSR400。自然に溶け込んでいます。この日はライダーにはあまり出会いませんでした。寒いからかな?でも車できている人は多かったです。
車だとちょこっと停車して写真撮って、、、ということがやりにくいので、自然と触れ合うならやはりバイクがオススメですね:)
ほら、けっこう牛に近づくことだってできます。匂いは強烈です。お伝えできないのが残念です:(
のんびりした旅にはSR400は最高の相棒です
私が今までに乗り継いできたバイクはいろんな車種があります。峠をビュンビュン走るタイプもあるし、のんびりしか走れない非力なタイプもありました。
訪れた先の自然を散策するためにバイクに乗ったり降りたりすることも多いので、取り回しが楽で、パワーもそこそこあって、和やかな雰囲気にさせてくれるSR400はうってつけです。
また、散策しやすいウェアやブーツも選んで着用しています。どんなものを使っているのかはまたの機会にご紹介したいと思います。
最後のこの1枚が私の思うSR400のイメージを見事に語ってくれています。のんびりと自分のペースで走るために必要にして十分な機能を備えている、まさに等身大のSR400と、この先もツーリングレポートをお届けできればと思います。
また、この「四国カルスト」という場所も私のお気に入りの場所で、来るたびに好きになります。ストレスフルな日常からこういった大自然に来ると、私というのはより大きな世界の中のほんのちっぽけな存在であり、私が悩んだり落ち込んだりしている間にも世界は刻々と時を刻んでいるのだと気付かされます。
どうしても落ち込んでいる時ってその狭い世界のなかで生きてしまっている気がしますので、こういった場所で自分を解放してあげると意外とスッキリしますね。
今後も何度も訪れる、「大きな隠れ家」になりそうです。
※このツーリングは2013年10月13日に行われたものです。
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