不覚にも、先日の帰宅時に交通事故を起こしてしまいました。こちらはバイクで、相手は自動車です。
幸いにも相手に怪我はありませんでしたし、こちらも救急車を要請するほどの大怪我ではありませんでした。
バイクや自動車に乗っているからには、事故を起こす可能性がゼロではありませんよね。
今回の事故の後に、どのような処理を行ったのかを備忘録として記録しておこうと思います。
事故当時の状況はとは
こちら(バイク)が直進しているときに、対向車線の自動車が右折してきて衝突するという、いわゆる 右直事故(うちょくじこ)といわれるものです。
よく原付バイクが車の横をすり抜けている時に起こしてしまうタイプの事故なのですが、今回はこちらも車線の真ん中を走っている状況で発生しました。
お互いに「止まってくれるだろう」という思い込みで車(バイク)を進めてしまい、雨が降っていたことでタイヤがロックして止まりきれず、衝突して吹っ飛んだという状況でした。
まずは安全な場所まで車両を移動させる
道路の真ん中に大の字で倒れている私。転倒しているバイク。いくらなんでも警察が到着するまでそのまま放置するわけにはいきません。
可能な限り事故現場は当時の状況のままで置いておきたいのですが、安全が第一なので、バイクや壊れた部品などは可能な限り回収しておきました。
もちろん、これは私の身体にも相手の身体にも大きな怪我がなかったからできたことです。
場合によっては救急が到着するまで動かさないほうがいいこともあります。怪我によっては、身体を動かしたことで悪化してしまうケースもありますからね。
警察に電話して実況見分などしてもらう
どんな小さな事故でも、警察に来てもらうことが大前提です。当事者同士で解決しようとすると、後々になってトラブルが起きかねません。
相手はもしかしたら警察を呼ぶことを拒むかもしれませんが、やましいことがないのであれば、警察が来ることに対してなんの抵抗もないはずです。
一応、「警察を呼びますね」と一声かけてから来てもらうことにしました。
事故を起こした相手との情報交換をする
警察が到着するまで時間がありますので、その間にお互いの情報交換をしておくことが大切です。
その余裕がなければ、警察が来た後でも時間は取れると思いますが、事故処理はけっこう時間がかかりますので、空いた時間は有効活用しておいた方がいいでしょう。
お互いに交換しておきたい情報は以下の4点です。
- 氏名
- 住所
- 電話番号
- 相手の車両のナンバーや車種
あと、わかるようであれば相手の任意保険の会社名がわかると話がスムースに進みますが、加入している本人でも知らないなんていうケースも多いので、最悪でも上記4つの情報が分かっていれば大丈夫のようです。
運転免許証などの身分証明証を提示しあって、間違いがないようにしましょう。
加入している任意保険会社に連絡する
情報交換後も警察が到着しないのであれば、任意保険の会社に電話してみると、どういった情報を聞いて置いて欲しいのかとか、どういう対処をすべきなのかを親切に教えてくれます。
ただ、以前に事故を起こした時は、警察の実況見分が終わるまで外部と連絡しないで欲しいと警察に言われました。
変な入れ知恵が入ると処理がややこしくなるからでしょうか。
もちろん警察が到着したらそちらの指示に従うのが最優先ですので、途中で保険会社との電話を切るなどの対処が必要ですが、やはり事故処理は時間がかかりますので、時間を有効利用したいですからね。
警察が到着した時に提示した必要書類とは
警察が到着した後は、こちらが提示したのは以下の書類です。
- 運転免許証
- 自賠責保険証
- 車検証
このくらいしか普通は持っていないんじゃないでしょうか?
なのでこれらを提示しました。あとは実況見分へとすすみます。
覚えていることははっきりと、わからなければ覚えていないという
事故なんて一瞬です。よく事故直前にとっさの判断で身体を半分ひねって、受け身をこうして、、、なんて話す人もいますが、そんな余裕はありません。
なるべく無意識に避けようと身体が勝手に反応して、最終的には
「あーーーーーーーーーーー!!!」
という間に道路に叩きつけられるくらいが関の山です。
人によっては、「事故直前からの記憶が全くなく、気がついたら倒れていた」なんていう人も珍しくありません。
なので、実況見分なんて言われてもそんなに細かく覚えていないこともあるはずです。
でも警察の人は、なるべく細かな情報が欲しいのでかなり細かなことを聞いてきます。
「この街路樹の50cm右からブレーキをかけたんですね?」
「いやいや、そんなに細かくわかりませんよ。だいたいこの辺りです。」
こんなやりとりが続きますので、わかることははっきりと伝えます。わからないのになんとなくで答えると、事故した相手もこちらにも不利益にしかならないと思います。
その他に携帯しておくといいものは
任意保険の保険証を携帯しておくといいと思います。自分が加入している保険会社なんて、そうそう覚えていないという人も多いと思いますので。
自動車であれば、車検証入れに一緒に入れておくといいでしょう。
私のバイクのように、そんなの入れておくスペースがないっていう場合は、財布に入れて携帯できるくらいのカードとか、任意保険証の最後くらいに、ミシン目で切り取って財布に入れられるものがあると思いますので、それを運転免許証などと一緒に携帯しておくといいでしょう。
それも無理なら、契約内容のページを写真に収めておくとか、事故を起こした時の連絡先をスマートフォンの電話帳に登録しておくなんていうのもオススメです。
そのときは、名前のところを保険会社名にしておくと、その会社名を覚えてない場合にあとで探し出すのが大変なので、「事故」とか「保険」なんていう名前がわかりやすいと思いますよ。
相手への配慮を忘れずに
事故を起こした時は、まずは冷静になることが大切です。それと同時に相手への配慮も。
事故を起こすと、こちら側も、相手の側も、それをみていた周囲の人もいい気分はしませんよね。
なので相手を気遣う一言がすごく大切だと思います。
ただ、よく言われるのが「絶対に謝るな!」というもの。
先に謝罪した方が負けるなんて言われるほど、慣れている相手だと話の主導権を握られたり、高圧的な態度でこちらを萎縮させたりする人もいるようですから。
私が相手に言ったことは「夕暮れ時の忙しい時に時間を取らせてしまって、不快な気持ちにさせてしまい申し訳ありません」という感じの一言でした。
どちらが悪いかなんていうのは警察がしっかりと実況見分して、過失の割合を判断するまではわからないものです。
なんでもかんでも下手に出ようとペコペコする必要はないですが、不必要に高圧的な態度になる必要もないと思います。
基本、事故は両成敗ですので。
レッカー移動は保険会社と相談しよう
一通りの処理が済み、警察も帰って言った後は事故車両を取りに来てもらう必要があればそうします。
私のバイクは無理をすれば走れるだろうという程度の損傷でしたが、無理して走らせてまた事故してもいけないので、取りに来てもらうことにしました。
私が加入していた保険会社では、ロードサービスが15万円まで無料ということでしたので、購入したお店の人に取りに来てもらい、サービス料を後日、バイク屋さんと保険会社の間で支払ってもらうという方法を選びました。
保険会社によっては、会社指定のロードサービス会社でしか無料にならないというものもあると思いますので、その場合は移動させる先を購入店などのバイク屋さんに指定するのでもいいと思います。
第三者に入ってもらうことが一番大切なこと
私が初日に行ったのは以上になります。
実際、これらのことを自分たちだけで解決できるものではありません。ましてや事故なんて一生のうちに数えられる程度しか経験しないと思いますので。
私も数年前に自動車と自動車で事故を起こしましたが、そのときにどんな手続きをとったのかということを、すっかり忘れていました。
幸いにも、事故を起こしたのが大手自動車ディーラーの目の前であり、複数の店員さんにもバッチリ目撃されていたので、色々と手伝ってもらえました。
まず、警察に間に入ってもらうこと。
目撃者に協力してもらえるようであればそれが一番客観的な情報となります。
事故を起こして興奮しているのであれば、正確な判断も難しいでしょうから、任意保険会社に指示を仰ぐ。
などなど、第三者の協力があると話はスムースにすすみます。
事故はあってはならないことですが、誰の身にも起こり得ることにも違いありません。
適切な処理を行うためにも、今回の事故のその後についてもお伝えしていこうと思います。
Posted by Atsushi(@Atsushi_k0)
コメント
[…] 私の愛車であるSR400で通勤途中に交通事故を起こしてしまい、バイクがほぼ全損の状態になりました。幸いにも相手に怪我はなく、相手の車も大した損傷はありませんでした。 […]
[…] 私は5月の初旬にバイクで走行中に自動車と交通事故を起こしました。 […]