SR400はクラシックなデザインなのでメッキパーツも多く使われています。
湿度が高まる梅雨の時期に汚れたままで放置していると、汚れが空気中の湿気を吸い込んでしまいます。
これは水に濡れたような状態と同じですから、当然ながら錆びやすくなってしまいます。
SR400をなるべく錆のない綺麗な状態で保つためには、こまめな洗車によって汚れをやるべく早く落としてあげるのが大切です。
SR400は錆びやすいバイクです
レトロでクラシカルなデザインが人気のSR400ですが、その独特の雰囲気を出すためにメッキパーツが多く使われています。
他の車種でも金属でできていますから同じことなのかもしれませんが、長く乗っていると気になるのが錆(サビ)が出てくること。
正直、SR400に綺麗な状態で長く乗るというのはかなり難しいことで、常に錆びてしまわないように配慮することが求められます。
なんで汚れたままで放置していると錆びやすいの?
バイクに付着した汚れは、空気中の水分を吸い込んで保持するので、汚れているところは常に水分を含んだ状態に近いコンディションになります。
特に梅雨の時期などの雨が多くてジメジメした季節というのはこのような状態になりやすく、錆を発生させやすくなります。
こうしてみると、洗車というのはピカピカのバイクに乗る自己満足のためというだけではなく、寿命を長持ちさせるための大切なメンテナンスとも言えますね。
撥水仕様の洗剤やワックスをしていても汚れは付着する
洗車をする時に専用のシャンプーを使ったり、仕上げにワックスなどの撥水効果のあるケミカルを使用する人も多いと思います。
ただ、それをしたからと言って必ずしも錆びないとは言えません。
汚れは、撥水効果のあるケミカルを使った洗車をしていても付着するからです。
汚れている以上、錆びる可能性は高まるという認識を持っておいたほうが良さそうです。
ただ、”水洗いして拭き取って終わり”というような雑な洗車をしていないということは、ある程度は愛車を綺麗に保つための努力をしているということにもなります。
洗車の頻度も高いことが予想されますので、錆び対策になっているのではないでしょうか。
雨の日に走った後に軽く拭いてあげるだけでも錆を予防する効果は高いよ
SR400を購入したバイクショップの店長さんに、雨の日でもツーキング(通勤)で乗っていると話したら、「もったいない!こんなに綺麗な状態のSRは貴重なんだし、セカンドカーとして原付とか買ったほうがいいですよ(笑)」とか言われちゃいました(笑)。
それはさておき、濡れていたり湿っていると錆びやすいので、雨の日に走った後は水分や汚れを乾いた布で拭き取っておきましょう。
これだけでも錆の予防には効果的です。
雨の中をバイクで走るということは、雨具(レインウェア)を着用して走っていると思いますので、帰宅すれば雨具を脱いで干したり身体を拭いたりするなど、やることは他にもあります。
なので案外と忘れられがちなのですが、拭き取るだけなら数分でできます。
エンジンやマフラーなどの熱くなる場所はさすがに帰宅直後には洗えませんので、冷えてから、もしくは翌日のなるべく早い時間帯に洗ってあげるのが大切です。
錆だらけになってガッカリする前にこまめな洗車を心がけよう
正直、どんなに気をつけていても最終的には多少の錆びは出てきます。
細かいところまでこまめに丁寧に洗車するというのは大変な作業ですからね。
もし錆びてしまったらなるべくサビ落としのケミカルなどを使って落としておくことが大切です。
せっかくの美しいSR400が、錆びだらけのボロボロの状態になってしまったら、きっとガッカリすることでしょう。
もしかしたら、大切に注いでいた愛情も冷めてしまうかもしれません。
そうなる前に、こまめな洗車を心がけることや、雨の日はなるべく早めに拭き取るというようなちょっとしたメンテナンスを億劫に思わずにやることが、愛車を長く美しい状態に保つことにつながります。
特別なメンテナンスの知識や技術は必要ありません。
是非とも気をつけたいポイントですね。
Posted by Atsushi(@Atsushi_k0)
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